LYRICS


なんにもない僕だけど

消えたい夜に君といたいよ

遠くへ行くのは疲れるけれど

いつまでもここで


また涙流すころには

受け取る花を添えさせてよ

いつでもどこでも咲いて枯れる場所を見つけて


モクセイに咲く花は

いつでも優しい香りで

切ない夢にも涙は流さないから

空っぽの部屋に煙を燻らせて


浮かべた想い

いつまでも いつまでも

抱きしめれば

しおれてしまうと知っても

闇世の隙間に

嘘も 真も

聞いた話も

もうとっくに飽きて

部屋の 2人は

空を見てる


男が 言うには

眩い お日様は

闇に迷わぬように

夜も僕らの

周りを照らしてる


かりそめ 命や

倫理や 道徳も

時が 過ぎれば

生まれ変わる


ひとつふたつと

落ちた

愛の雫を

しかと見え


今か 今かと

待ち焦がれ

染めたピンクの

花弁を撫で

今日はまんまる

お月さま

今 重なり

打ち勝てない、超えられない

消えぬ過去から

自分自身の全てを賭けました

すべてを擲ち

果てのない道のりさえも

超えてきたのさ

すぐその先の光目指し


あの日からどれくらい時が経っただろう

必ずしも時間は癒やしてくれない

泣きわめいた心を鎮める方法は

どんなに生きていたってわかりゃしない


子供の走る姿

母のいる場所へと急ぐ

おもちゃを持ったまま

早く帰って今日はおやすみ


超えられない、打ち勝てない

忘れもしない

悲しい思い出が

僕の脳裏を

駆け巡っていく

とめどない人の輪廻は

変えられない

たとえ未来が翻っても


もう一度だけ会って

目を合わせあって

笑って君を感じたい


悪魔の契約があったとして

私はそれに打ち勝てるのか

ざわついた心を落ち着かせたい

今はそれがー試されている


高く飛んだアゲハ蝶

もう後には引き返せない

流れる額の汗

もう迷うことはない


さよならを告げたとき

燃える火葬場で

あなたはどのような

表情をしていたのでしょうか

あてどない道を行くけど

どこかで待ってる

闇の中の光目指して


とめどなく流れる

涙が頬を伝うけれど

悲しくないよ


真暗闇へと続く道は

いつか光が包み込んで行く


打ち勝てない、超えられない

消えぬ過去から自分自身の全てを

賭けました

すべてを擲ち

果てのない道のりさえも

超えてきたのさ

すぐその先の光目指して

皆が目指す方へ闇の彼方へ

I know light is deep in darkness, shine on you

まさか実家 たぶん実家 やはり実家 だから実家

なぜに実家 されど実家 それが実家 ゆえに実家

誰の実家 ヤツの実家 前の実家 今の実家

きつい実家 辛い実家 怖い実家 暗い実家

古い実家 揺れる実家 軋む実家 沈む実家

なのに実家 されど実家 それが実家

まさに実家ですがなにか


ツメが剥がれた 親 ピエロがばれた 技

よだれがたれた 草 まさに

公園で 知り合ったシリーズ


DM それはダイレクトメール

だいじなことなので 2回以上

ガイアに献血 ガイアに献血

DM それはダイイングメッセージ

ひらがなで「ゆいごん」の血文字

痕跡 捏造 ヤツはそこにいる


つまり実家 まさに実家 いわば実家 こもる実家

きみも実家 やがて実家 たぶん実家 よもや実家

憂う実家 想う実家 誇る実家 忌むる実家

むしろ実家 だから実家 それが実家

ゆえに実家ですがなにか


恥の多い 体育の授業 罪深い のぼり棒

愛は断じて 理解ではない

音信不通 生活保護 行方不明 否 ヤツはそこにいる


ユメがこわれた 鬱 ニワカがばれた イタ

リンパがもれた ザワ まさに

文通で 知り合ったシリーズ


DV それはドメスティック・バイオレンス

だいじなことなので 2回言う

メシアの粛清 無知の愛


DV それはデジタルビデオ規格

カタカナで「リッピング」の証(あかし)

警告 確保 ヤツはそこにいる


まさか実家 やはり実家 いまだ実家 だから実家

なぜに実家 されど実家 それが実家 ゆえに実家

ユル実家 ヌルい実家 ヤバい実家 エモい実家

狭い実家 広い実家 遠い実家 近い実家

病める実家 非道い実家 憎む実家 怨む実家

呪う実家 祟る実家 朽ちる実家 燃える実家

消える実家

居座っていたいのかいこの大舞台

眺めていたいこの景色

知る由もない結末を

ひとり叫んでいる


漂っていたいのかいこの大舞台

描くのはもう容易いと

大袈裟でいたい悲劇さえ

誰も見てないFootlight

季節のない

日々は消えないだろう


In a moment, your stage life will be over

だれがために演じるのか

音のない雨にうたれては身を固めて笑われる

省みることもない


若人は頽廃の美に目も暮れず

ただ枯葉を踏み分け

生き急いでゆく

幕は静かに降りていた

お前は何者でもない


In a moment, your stage life will be over

手を広げて空を見る

懐かしむことも許されず

窓に暮れる陽を眺める

心も苦も音もない

井戸より深い

人の業

全て晒し見れば

山より高い

生の道

頂ゆくならば


真っ暗闇に

放り込まれて

ここはどこじゃと

途方に暮れた

満月さえも

拝めないまま

仕方ないわと

孤独に沈む

雲を眺め

思い知るは

青き驍将


反骨精神

履き違えては

数多の苦悩

抱え続けた

センチメンタル

隠し続けて

かしこかしこと

なにもしません


修羅を恐れ

死んでいくは

青き驍将

蓮のようにただ

お為ごかしな

世界は終わる

幾許もなく


お前の形見など

砂上の約束と

雀の涙ほどの

汚れきった無償の愛


反省とは誤謬を

繰り返さないこと

何も失わずに

酌量の余地はない


お前の形見など

砂上の約束と

雀の涙ほどの

汚れ切った無償の愛


そんなくだらないことだけ真に受けてるだけに君は

おめでたいやつだね

所詮僕らのこのレールは

終点までの暇つぶしなのよ

どちらからお越しでしょうか?

相当自信家のようですね。

ここではそのカードは通用しないでしょう

ヲトトいヲイでと言われましょう。


目隠してまた、元の鞘に縋る。

眠れない日が続く

何から話そう

わけもないいらだちが

だまし迷路に迷い込む


どうせ不幸になるなら

未来を描く理由もないな

ミリ単位のモノサシで

取るに足らないまちがいさがし


過剰統制

誰もがこうしてるって

諦念からもがけ

心に豊饒を!


俺はどうやら飛び出して

藁にもすがるように船乗って

誰も彼も右向く島に

流れ着いた

人波に 流されて

そんな感じで生きてりゃいいやと

歌う孤島の鳥の目は

濁って見えました


同じ日々が巡る

もうとっくに飽きた

何度も何度も泣いた

プライドなんて捨てて


生涯の幸福なんて

考えたってどうしようもないや

心を閉じ込めて

いつの間にやら幾年経った


俺はどうやら飛び出して

藁にもすがるように波乗って

網にかかった水鈴の音が

鳴り響いた

人波に 流されて

おまえは ここに用などないよと

私に告げたあの子には

もう会えぬのでしょう


俺はどうやら飛び出して

藁にもすがるように船乗って

コンクリートの燃ゆる島に

辿り着いた

人波に 流されて

いつの間にやら三十年

「こんだけやっても砂金ひとつ、見つかんない」とさ。

なんという時の無慈悲さ

常識は巡って回って

曖昧な最期を迎えていくでしょう

本当の自分にはもう

なれないと知っていたから

わが身世に振り歩き回って


一瞬のあいだのことだよ

僕らが主役でいられるのは

終わりなんてこないと思っていたでしょう

何者もなれないと教わって育ってきたから

ただ時間を売りさばいて今日も


あの場面を 

繰り返して

僕の目の前にそびえたった

壁に見立てた空気を腕で

必死にかき乱したんだ

浮かぶ体に

時のいたずら

常識もどこかへ消えゆくだろう

グッドエンドの先を僕は

ただ見据えてた


いくつもの鳥を見てきた

幾重にも這いずり回って

ながめせしまに

飛び回って

「生まれおちたのは仕方がないから

どうやら生きる意味を考えなければ」と

騙され続けて


溶けた距離に

君がいた

吐くと同時に消えていった

時の流れと空気を君は

身にまとって消えていった

鳥の翼に

身体預けて

どうも不安定だ

他人の言葉でしか立てないの